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▼第6回 神田明神薪能「明神能・幽玄の花」
2008年5月14日(水)
公演日 2008年5月14日(水) / 会場 神田明神 社殿前特設舞台
開場:

解説:


開演:

17:00
18:00
18:15

18:25
18:30


雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
演目解説 森田都紀氏(日本学術振興会特別研究員)
火入れの儀


演目
狂言:
半能:
能:
口真似(くちまね)
西王母(せいおうぼ)
小鍛冶(こかじ)
深田博治(和泉流)
片山峯秀(金剛流)
遠藤勝實(金剛流)
 

◆チケット 全席指定420席
 S席 6000円
 A席 4000円
 B席 3000円
 座席の配置図はこちらです>>
 ※神田明神休憩所・ローソンチケットにて好評発売中。
 ※神田明神休憩所、青山イチーズ取扱チケットは先着順にて席をお選びいただけます。
 ※メールでのご購入はお受付けしておりません。

お問合せ
●神田神社社務所 担当・森田、岸川 03―3254―0753
●神田明神薪能実行委員会 青山イチーズ 03―3401―2247

能 小鍛冶
能 小鍛冶 一条天皇はある夜の霊夢により、橘道成を勅使として、三条の小鍛冶宗近に御剣を打つことを命じられる。 宗近は、そのような御剣を打つには、自分に劣らぬ程の腕前の相槌が必要であるが、そのような者もおらず、 この上は神力に頼る外ないと思い、氏神である稲荷明神に参詣し祈願をこめる。すると一人の童子が現れ、 君の御恵みによって必ず御剣は立派に打ち上げられると励まされた。和漢の名剣の数々、 特に我が朝の草薙の剣の威徳を語った後、御剣を打つ準備をしていれば必ずその時やって来て力を添えようと 言って、夕雲の稲荷山に姿を消す。
(中入り)

宗近は帰宅して壇をつくり、その四方に祀った本尊に祝詞を捧げていると、稲荷明神が現れ、 相槌を打って御剣を打ち上げる。御剣を「小狐丸」と名づけ、勅使捧げて後、明神は再び雲に乗って稲荷山に帰っていく。 名剣の奇端、稲荷の神徳を讃えた祝言的な1曲。
狂言 口真似
主人はさる人より酒を貰ったので誰か酒飲みの相手になる人を探してこいと太郎冠者に命じた。 太郎冠者は自分の知り合いの人を訪ね、主人とは交際が無いと言うのを無理に連れて来た。 主人が相手を見ると有名な酒乱の人なので、無理に連れてきた手前、穏やかに帰そうと考え、 太郎冠者に自分の言うとおりに振舞うように命じる。太郎冠者は、主人の物真似をすれば良いと 勘違いして何でもかんでも、真似をするので怒った主人が太郎冠者を打つと太郎冠者はその相手を 打ち倒すのであった。
半能 西王母
半能 西王母 里に住む女が帝王に三千年に一度花が咲き実がなる桃が咲いた。 これは帝の御威徳によるものなので捧げたいと奏聞した。 帝王はそれは聞き及んでいる天上の「西王母の園」の桃であるという。 天上の仙女の姿を目の当たりに見るのは不思議なことであると言うと、 里の女が実は我こそ西王母の化現であると明かし桃の実を結ばせようと言って天上に昇った。
(中入り)

帝王が管弦を奏して天女の天降りを待っている。 やがて侍女が桃を手にたずさえ西王母は光輝く妙なる姿で現れ、 帝王に桃の実を捧げ舞を舞い、やがて天上へ昇るのであった。 今回の半能は中入り後の後半が上演されます。
金剛流とは
金剛流は能楽シテ方五流派のひとつで、古くは奈良の法隆寺に奉仕した猿楽座の坂戸座を源流とし、 室町初期には春日興福寺に勤仕する大和猿楽四座のひとつとなり、のちに金剛座、そして現在の 金剛流へと至りました。金剛流の芸風は、豪快でめざましい動きの中にも、華麗・優美さがあり、 「舞金剛(まいこんごう)」といわれます。また、豊臣秀吉拝領の「雪の小面」や艶麗な「孫次郎」など、 所蔵する能面・能装束に名品が多いことでも知られ「面金剛(おもてこんごう)」とも言われています。 五流のうち四流の宗家が東京を本拠地にしている中で、関西に宗家が在住する唯一の流儀です。
明神能・幽玄の花 過去の演目

第1回 
日時 平成15年5月14日(火)午後6時開演
番組
 解説 三浦裕子(武蔵野大学講師)
 雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
 火入れ式
 仕舞「嵐山」(豊嶋訓三)
 能「羽衣」(シテ(夫人) 遠藤勝實)

三保の松原の漁師伯竜(ワキ)は、羽衣を見つけ、持ち帰ろうとするが、天人(シテ)の悲嘆を見兼ねて返す。その礼として天人は月宮殿の舞楽を披露し、東遊びの舞曲を舞いながら昇天する。日本一の名所である霊峰富士の麓・白砂青松の砂浜を舞台に、羽衣伝説を舞台化したもの。羽衣を返せば舞を見せず飛び去るのではないかとの伯竜の疑念に「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」と答える天人の言葉に、この能の清浄無垢の美質が象徴されている。ちなみに神田祭に出される神田松枝町会の山車は「羽衣」人形の山車で、「羽衣」を「松の枝」にひっかけた洒落のきいた山車である、五月十三日に神社に宮入する。

第2回
日時 平成16年5月13日(木)午後6時20分開演
番組
 解説 三浦裕子(武蔵野大学講師)
 雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
 火入れ式
 仕舞「竹生島」(片山峯秀)
 仕舞「笠之段」(山田純夫)
 狂言「仏師」(和泉流)(シテ(すっぱ) 深田博治)
 能「葵上」(金剛流)(シテ(六条御息所の生霊) 遠藤勝實)

朱雀院の臣下(ワキツレ)が出て、左大臣の息女・葵上に取り憑いた怨霊を呼び出すよう照日の神子に依頼する。呼び出されたのは破れ車に乗った上臈姿の六条御息所の生霊(前シテ)で、光源氏の愛が去った恨みをかこち、病床にある葵上を打ちすえ、連れ去ろうとする。そこに横川の小聖(ワキ)が招かれ、鬼女と化し葵上に襲いかかろうとする御息所に対し、不動明王を祈る加持を行い、恨みを和らげ成仏させる。「源氏物語」葵を題材としたもの。

第3回
日時 平成17年5月16日(月)午後6時20分開演
番組
 解説 三浦裕子(武蔵野大学講師)
 雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
 火入れ式
 仕舞「笠之段」(豊嶋訓三)
 半能「加茂」(シテ(別雷神) 遠藤勝實)
 狂言「附子(ぶす)」(シテ(太郎冠者) 山本泰次郎)
 能「土蜘蛛」(シテ(僧・後ニ土蜘蛛ノ精) 片山峯秀)

病臥の源頼光(ツレ)のもとへ、近侍の女胡蝶(ツレ)が薬を持って見舞いに来る。胡蝶は気弱になった頼光を励まし帰る。ある夜、病状の思わしくない頼光の枕元に怪しい僧(前シテ)が現れ、千筋の糸を投げかける。そこで頼光が枕元に置く名刀藤丸で斬りつけると、なおも糸を繰り出し消えうせる。そこへ一人の武者が駆けつけ、子細を聞いて葛城山へ化生退治に出かける。すると鬼神姿の土蜘蛛の精(後シテ)が現れ、千筋の糸を投げかけて応戦するが、ついに武者に切り伏せられる。「平家物語」剣ノ巻を題材にしたもの。

第4回
日時 平成18年5月16日(火)午後6時20分開演
番組
 解説 三浦裕子(武蔵野大学講師)
 雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
 火入れ式
 狂言「魚説法(うおせっぽう)」(シテ(新発意) 深田博治)
 仕舞「邯鄲(かんたん)」(片山峯秀)
 能「黒塚」(シテ(里の老女・後に鬼女) 遠藤勝實)

熊野山伏の祐慶(ワキ)行は、旅の途中、日暮れて奥州安達が原にさしかかり、ある老女(前シテ)の所に宿る。老女は糸車を回してみせながら、わが身を嘆く。また糸尽くしの歌を歌ったりする。そして夜が更けて寒さが増すと、薪を採りに出ようとし、その間寝室をのぞかぬよう念を押す。供の能力(アイ)が誘惑に耐えられず寝室をのぞくと、人間の死骸が散乱している。一行は鬼女の住む黒塚と知り、急いで逃げる。やがてそれを知った鬼女(後シテ)が追いかけて来るが、祐慶が祈って追い払う。「拾遺集」雑下などの黒塚伝説を題材としたもの。

第5回
日時 平成19年5月14日(月)午後6時30分開演
番組
 解説 三浦裕子(武蔵野大学講師)
 雅楽・巫女舞(神田明神雅楽部)
 火入れの式
 狂言「痩松(やせまつ)」(シテ(山賊)野村万作)
 休憩
 能「鉄輪(かなわ)」(シテ(女・生霊) 遠藤勝實)

京都・貴船神社を舞台にした物語り。心変わりして新しい妻を迎えた夫を恨んで洛北貴船の社に丑の刻詣でをしていると、社人が現れ神託を告げた。頭に鉄輪をいただきそれに火をともし顔に丹を塗り怒る心を持てば生霊となって恨みを晴らせるという。一方、夫は悪い夢が続くので陰陽師・安倍晴明に祈祷を頼む。悪鬼となった女の生霊が現れ、激しく夫の心変わりを責め打つ。嫉妬、呪詛、復讐があいまいにみえる、すさまじい女の執念が繰り広げられる。

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