よくあるご質問にお答えします。
随神門を通る前に参拝の前に手と口を清めてからお参りください。
右手で柄杓を持ち、汲んだ水を左手にかけて清め、
次に左手に持ちかえて右手を清めます。
再び右手に持ちかえ、左手のひらで水を受けて口をすすぎ、
最後に左手を水で流します。
まず、お参りをしてから受けるのが礼儀です。
主祭神(しゅさいじん)と呼ばれるそれぞれの神社本来の神のほかに、
主祭神やその神社の由緒と浅からぬ縁があり、
境内に個別の社殿や祠(ほこら)を構えて祭られる
「摂社・末社」の神々があります。
摂社・末社は、通常「摂末社」と一くくりで呼ばれ、
境内に祭られていれば「境内社」、
神社の外にあれば「境外社」と呼ばれています。
もともと、摂社・末社といった区別はありませんでしたが、
明治時代に定められた社格制度の中で、
官国弊社(かんこくへいしゃ)の神々に関して両者の区別が規定されました。
規定よると、摂社は、末社よりも上位に位置づけられており、
祭神が現在地に移し祭られる以前に祭られていた場所にある社です。
信仰の問題なので強制はできませんが、
ご縁があるお社はお参りされると良いと思います。
本殿の神様は目に見えませんので、御尊像は見える形にしたものです。
本殿ご参拝後にお参りされるのが良いと思います。
神社は開かれている場所ですので、
どこから入ってきてお参りしていただいても大丈夫です。
帰る際もどこからお帰りになっても問題ありません。
しなければならないものではありませんので、
お気持ちや状況で判断していただければ良いと思います。
法人様ですとご予約を受けておりますが、
個人参拝は当日受付でお願いしております。
ご予約希望の法人様は、希望日の一週間前までに
社務所(03-3254-0753)までご連絡くださいませ。
また当日受付は、文化交流館参拝受付にて随時行っております。
お札はご自宅・会社の神棚の所(神棚が無ければ目通りより高い位置に)お祀りしてください。
お守りはお財布などに入れる等、身に着けてお持ちください。
神供は持ち帰ってお召し上がり下さい。
お札は目通りより高い神聖な場所に、南または東向きにお祀りしてください。
特に決まりはありません。複数お持ちになる方もいます。
他の神社、お寺のものと一緒にお持ちいただくのも結構ですが、
どうしても粗末な扱いになりがちですので、
極端に大量のものを持つのはお勧めしません。
全てではないですが、神社によっては特殊な形状や色合いに
意味があるものがございます。
それぞれの神社さんでお受けになる際にお尋ね下さい。
当社では、いつまでも美しくありますようにといった
祈願の女性らしいくびれのある美守や、
パソコンに貼っていただけるステッカーと一緒になっている
機械のようなデザインのIT情報安全守護などがございます。
基本的には、お願い事とお名前ですが、特に決まりはございません。
当社にはイラストやプリントを施してある絵馬を
よくお見掛けいたします。
ただ、他の参拝者の方からの見えるものになりますので、
見られて困るような内容や個人情報、
他人を誹謗中傷するような内容はご遠慮くださいませ。
本来は馬を奉納することに代わり、馬の絵を描くようになったものですが、
近年は様々なものがございますので、神社によって異なります。
当社では、祈願絵馬、えんむすび絵馬、神馬あかり絵馬がございますが、
大きな違いはございません。お好きな絵柄の絵馬をお選びください。
結ばなければならないものではありません。
本来、おみくじに自分にとって
嫌なことや不都合なことが書いてある場合に
結んで神社に置いて帰るという意味ですので、
良いことが書いてある場合や、良くないことでも
自分の戒めとして必要な時には持ち帰っていただいて大丈夫です。
「勝守」です。
徳川家康公が関ケ原の戦いに臨む際、神田神社にて戦勝祈願をされ、
見事勝利を収めたことから、
以降徳川家から篤い信仰をいただくこととなりました。
徳川幕府が成立すると当社は江戸城(現・皇居)より
丑寅(北東)の鬼門にあたる現在地(千代田区外神田)へ遷座されました。
当時の御社殿は幕府より寄進されたと伝わります。
御祭神が平将門公であること、徳川幕府ゆかりの神社であることから、
全国の神社でも最初期に勝守の頒布がはじまりました。
神田明神で最も歴史ある御守が勝守です。
神社の場合は“御神前に奉ったもの”
“御神前で願い事を伝えた印”として上の字を使っているのです。
袋の文字が朱色なのは、朱色が魔除けの色とされていたからです。
そのままお捨て頂いてもよいですが、気にされるようであれば、
お札やお守りの返納の際にご一緒にお焚き上げ所にお返しくださいませ。
古いお札・お守りはお預かりしてお焚き上げいたします。
紙製、木製等燃やして問題ないものであれば可能です。
人形や達磨はお受けしておりません。
基本的には、お受けになった神社へお返しいただくものですが、
難しい場合には、郵送での返納や、
お近くの神社への返納が出来る場合がございます。
ご返納の際はお返しする神社に直接お尋ねくださいませ。
古来より巫女は神楽を舞ったり、祈祷、占いをしたり、
神託を得て他の者に伝え、口寄せなどをする役割でしたが、
明治以降は神社で神事の奉仕や、神職を補佐する役割へと変化しています。
現代日本では巫女は神社に勤務し、主に神職の補助、
また神事において神楽・舞を奉仕する女性を指します。
本来「神馬」ですので、神様がお乗りになる馬です。
5月の神田祭の神幸祭の際には、行列に参加して氏子内を歩きました。
神事では神職、巫女と一緒に参進することもあります。
普段はおとなしいので、ご参拝の皆様のお心を癒すものです。
1日2回の散歩中や、7月から9月ごろまでの夏休み以外は
神社境内の厩舎におりますので、いつでも会えます。