巫女は身支度を整えそれぞれ奉仕をする場所へ向かいます。
社殿ではご社殿内の清掃や和琴を調律し参拝が始められるように準備を行います。
神札所では開館に向け、お守りの整理や補充、御朱印受付や参拝受付の準備を行い、参拝者の受け入れができるようにします。
神職、巫女がご神前に集まります。
朝拝は明神様への朝のご挨拶。そして職員同士の挨拶の場でもあります。
大祓詞を奏上することにより、気持ちが清らかになり、一日のより良い奉仕へと繋がります。
巫女の奉仕は大きく分けると3つの担当があります。
神職と共に昇殿参拝の奉仕を致します。
巫女は参拝の中で典儀、福鈴、和琴の演奏を担当します。
ご社殿までの案内や撤下のお渡し、ご案内までの準備やお渡し品の準備を巫女が行います。
お守り、お札の授与を行います。
ご朱印やおみくじの対応も行っております。
昇殿参拝の受付もこちらで承ります。
電話対応や来客対応を行います。
社務所巫女にもそれぞれ受け持っている担当があります。
担当の巫女は、神札所のお札・御守の在庫管理や御守のデザインに携わっております。
在庫管理に関しては、月に一度全てのお札や御守を数えております。
御守のデザインでは、新しい御守や現在授与している御守のデザインの変更などです。
御守をデザインするにあたり、御守を奉製して頂いている業者様と直接打ち合わせをし、生地や配色、柄を一から相談し奉製させて頂いております。
御守のデザインに携われることは私にとってすごく貴重な体験で、やりがいのある業務です。
ご参拝者いただく皆様に、お持ちいただけるようなお守りを今後も奉製していきたいと思います。
撤下とは神社で昇殿参拝をされた参拝者に授与する神札、お守り類等のことでございます。これらの在庫の管理、注文を行っております。
神事が斎行される時期には約300人の参列者の方にお渡しする撤下を用意することもございます。
撤下担当週末には結婚式の奉仕が多く入ります。結婚式の神前の準備から終了後の片付けまで巫女が行います。結婚式中は、普段の参拝同様に典儀、また結婚式では巫女舞や三々九度、新婦の介添えを行います。
結婚式巫女のお祭りの奉仕は主に巫女舞です。お祭りによって奉仕する巫女や曲が異なるため、前々から練習を行います。神田神社では4つの巫女舞を舞います。
巫女舞巫女はお祭りや結婚式前の装束準備・管理を行います。
準備