温故知新の学び
神田明神は、天平二年(七三〇)いまから約千三百年前に現在の皇居の辺り大手町・将門塚附近に創建された古社として知られています。
江戸時代には徳川家康公の篤い崇敬を受け江戸城拡張の為、現在地(外神田)に遷座して以降、江戸総鎮守として将軍から庶民に至るまで多くの人々の崇敬を受けてまいりました。
この長い歴史のもとで、本年は当地に遷座して四百年という佳節を迎えます。
次の時代に向けて温故知新の精神をもって四百年さらには千三百年の歴史に深く学び、新しい神社の姿勢を神田祭を通して広く世に示して参りたいと考えております。