女性神職インタビュー
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女性神職インタビュー
齋藤権禰宜
齋藤権禰宜
いつから神田神社でご奉仕していますか。
記者
國學院大學卒業後の平成26年よりご奉仕しています。
齋藤権禰宜
神田神社に来る前はどのようなことをされていましたか。
記者
雅楽を練習する姿
千葉県内の神職を代々生業とする家庭で育ちました。
齋藤権禰宜
神職になったきっかけはなんですか。
記者
同じく神職をしていた父の背中を見て育ち、自分も父の手助けをしたいと思い、神職を志したのがきっかけです。
齋藤権禰宜
神社の中ではどのようなお仕事を担当していますか。
記者
お名前を考えている様子
ご社殿でのご祈祷の奉仕や、祭典や結婚式での雅楽演奏、神札所でのお札・お守りの頒布はもちろんですが、事務仕事として崇敬会事務局としての名簿管理や祭典のDM発送、命名の相談の担当を担っています。
齋藤権禰宜
男性神職さん、また巫女さんとの違いはなんでしょうか。
記者
男性神職との違いは宿直があるか否かぐらいでしょうか…基本的にはお仕事の内容は同じです。
巫女さんとの違いは神職資格を持っているか否か、また仕事の内容も異なります。
齋藤権禰宜
男性神職さんや同性である巫女さんとの交友関係はどうですか?
記者
幅広い世代の人がいるので、まんべんなく仲良くさせていただいている…と思います。
齋藤権禰宜
自身が思う女性神職だからできること
記者
女性目線で色々な物事を見ることは可能なのではないかと思います。
特に、まだまだ駆け出しではありますが母親でもあるので、お宮参りや七五三など小さいお子さん連れの参拝者に寄り添ってあげられるのではないかと思います。
また、核家族が増える中、孤立しやすい小さいお子さんのいるお母さんをはじめ、氏子区域の女性の心の拠り所として神社が発展していかれるように努めていきたいと考えています。
齋藤権禰宜
神職になってやりがいを感じる部分はありますか。
記者
様々な悩みや願いを持った人がいらっしゃいますが、お礼参り等でうれしそうな顔を見たとき、また、叶わなくても神様にお礼に来られる姿を見た時にやりがいを感じます。
齋藤権禰宜
神田神社の好きなところはなんですか。
記者
氏子の皆さんが温かいところでしょうか。
また、年齢問わずお祭りに対する熱の入り方がどこにも負けないくらい熱いところは好きです。
齋藤権禰宜
日々の奉仕や年間行事の中で最も楽しみにしていることはなんですか。
記者
女性神職の装束
春と秋の大祭、例大祭は氏子の皆さんがたくさん集まってお話しする機会が増えるので、準備は大変ですが楽しみにしている行事です。
齋藤権禰宜
神田明神でご奉仕していてよかったと思った瞬間、エピソードがあれば教えてください。
記者
安産祈願から子供の誕生、節目ごとに神社にお参りするというのが昔から日本人の習慣となっているので、お子さんたちが元気に成長しているのを見られるのは嬉しいことです。
齋藤権禰宜
あなたにとって神田神社とはいったいどんな神社ですか?
記者
奉仕をしている様子
大学卒業まで見守っていただいた実家の神社と同じように、今では神田の神様に見守っていただいているので、人生における大切な神社です。
齋藤権禰宜
神田神社を一言で表すと?
記者
お祭り神社
齋藤権禰宜
これからどんな神職・巫女としてやりたいこと頑張りたいことはなんですか。
記者
楽人として奉仕をする姿
小さなお子さんからご高齢の方まで、氏子区域の人々が心安らげる神社となるように日々の奉仕や祭典奉仕に心を込めて努めていきたいと思います。
齋藤権禰宜