昇殿参拝は、ご祈祷やお祓いとも言います。ご神前で身を清め、神職の祝詞奏上により、願いを叶えてもらうため祈る儀式です。
隨神門を入る前の左手に手水舎があります。両手を洗いと口を清めて、境内へお入りください。
社殿左手の文化交流館に昇殿参拝受付がございます。
そこにある赤色の申込書に、祈願内容、住所、名前(会社の場合は社名と代表社名)、参列される方の人数などを記入してください。
住所と名前はふりがなも記入してください。
神職が祝詞を読むためのもでもありますので、読みやすい楷書でお書きください。
申込書と初穂料を受付にお出しいただき、浄衣(首かけ)を身につけて参拝者待合室でお待ちください。
おおよそ20分毎に、ご案内しております。
人数にもよりますが、基本的に、ご家族の方もご一緒にご参列できます。
初穂料は、会社は30000円から、個人の方は10000円から、いただいております。
ご祈祷の時間になりましたら、神職・巫女が社殿内のお席へご案内いたします。(社殿内では靴をお脱ぎいただきます)
・ご祈願内容は、2つまでお選びいただけます。内容は様々です。
商売繁昌、厄よけ(前厄、本厄、後厄、除災厄除)、良縁(縁結び)、勝運、家内安全、身体健全(健康)、開運招福、車のお祓い、安産、初宮詣(お宮参り)、七五三詣、学業成就(合格)、成人祝い参拝、銀婚金婚祝い参拝、還暦祝い参拝、映画や漫画のヒット祈願などがございます。
社殿内の拝殿(はいでん)にご着席いただき、太鼓がたたかれて、ご祈祷が始まります。
最初に参拝者をお祓いする修祓を行います。
神職が祓詞(はらいことば)という短い祝詞を読み、大麻(おおぬさ)で皆さまをお祓いいたします。
・大麻は、紙と麻紐で作られたお祓いをするための祭具(さいぐ)です。
神職が参拝者に代わり、大和言葉(古語)で明神様に祈願内容を伝えます。
参拝者の方は静かに頭を下げて祝詞が終わるのをお待ちいただきます。
その後、巫女により福鈴が授けられます。
神職の案内でお席からご神前まで進んでいただき、玉串に願いを込めて明神様に捧げていただき二拝二拍手一拝してご参拝いただきます。
その後、お席にお戻りいただきます。
・玉串は、榊の枝に紙製の紙垂(しで)をつけたものが一般的で、神様に捧げるものです。
・二拝二拍手一拝は、2度頭を下げ2回拍手をし1度頭を下げる参拝方法です。
(只今感染症予防対策の為、玉串はお渡しせずにご拝礼をいただいております)
神職挨拶の後、神様の力が込められた神酒をいただきます。
※神酒は日本酒です。飲めない場合は形だけついでもらい飲まなくてもかまいません。
※感染症予防対策の為、神酒の代わりに氏子総代の龍角散よりご奉納を頂きましたのど飴をお渡ししております。
結びに撤下品を受けとります。当社では、祈願内容、名前(会社名)が書かれた木の神札(おふだ)、お守り、海苔、神酒などを、参拝者に授与します。
木の神札は、神棚の脇もしくは目線より高い場所におまつりしてください。お守りは財布などに入れて身につけてお持ちください。
海苔、神酒は、神様からのお下がりですので、なるべく食べるようにしてください。
※神札、お守りは1年で汚れがつき、そこに込められた神様の力が弱まりますので、1年後もしくは新年を迎える時に、新しい神札、お守りに代えていただくことをおすすめします。