日本に深く根付く妖怪文化。妖怪たちはさまざまな姿かたちであらわされ、時代を超えて人々の心をつかみます。
また、神田神社の御祭神である平将門公はしばしば妖怪文化の創作の題材として用いられ、人々に広く親しまれています。
本企画は、民俗学的視点から妖怪の実態を見つめ、所蔵資料を中心に神田神社と妖怪文化のつながりを紹介します。
主催 神田神社
期間 令和6年8月17日(土)~9月16日(月・祝)
時間 9時~16時(15時45分最終受付)
拝観料 大人500円・学生300円・中学生以下無料
休館日 毎週木曜日
~見どころ①~
大迫力のガイコツ絵!「相馬の古内裏」
平将門公の娘・滝夜叉姫がガイコツを操る名場面。後世にも大きな影響を与えた歌川国芳の名作を展示します。
※画像は一部トリミング
~見どころ②~
千代田区有形民俗文化財(絵画)「神田明神祭礼図巻」
江戸の町人文化が色濃く反映された祭礼の様子を描く絵巻。酒吞童子など妖怪を題材とした曳きものが登場します。
(画像は「大鯰と要石」の図)
妖怪アクリルグッズの販売
展示資料をモチーフにした3種類のアクリルグッズを販売いたします!
①「相馬の古内裏」スタンド
②「大鯰と要石」スタンド
③「大江山凱陣の図」キーホルダー
各種500円(税込。現金のみ)
資料館1階にて販売いたします。
主な展示資料
妖怪・幽霊に関する浮世絵や絵巻などを展示いたします。
「相馬の古内裏」 歌川国芳 弘化2~3年〈1845~1846〉
「百鬼夜行相馬内裏」 落合芳幾 明治26年〈1893〉
「美勇水滸伝 滝夜刃姫」 月岡芳年 慶応2年〈1866〉
「集画画譜之内 鬼は外」 河鍋暁斎 明治期
「四天王大江山入之図」 歌川国政 弘化~嘉永期
「神田明神祭礼図巻」 千代田区有形民俗文化財(絵画)江戸~明治期
「大江山酒天童子絵馬」 幕末期
「四つ目赤鬼青鬼」 喜多武清 など
※いずれも神田明神資料館所蔵