氏子一〇八町会の神輿に 三柱の御神霊が遷り 氏子の各町会が神田祭一色に染まる
氏子108町会が有する大小200基もの神輿に、明神様の御神霊を遷す神事。各町会での神輿渡御と神社への神輿宮入参拝に向けて行われる。 夕暮れ時、氏子各町会の神輿が奉安される神酒所・御仮屋において、揃いの半纏・浴衣に身を包んだ氏子町会の人々が参列するなか、神田明神の神職により厳粛に執り行われる。宵祭りとして担がれる神輿や曳き出される山車もある。 これによって全神輿に御神霊が遷り、神田をはじめ日本橋、大手・丸の内、そして秋葉原の各地域は、いよいよ「神田祭」一色となる。