夕闇のなか、白装束姿の神職により御本殿から御祭神の御霊(みたま)を神幸祭で巡行される鳳輦・神輿へお遷しいたします。 すべての明かりが消された夜の境内に、松明が焚かれ雅楽の音色が響きます。この厳かな神事より神田祭ははじまります。
15日の神輿宮入に向け、氏子各町会の神輿に御祭神の御霊をお遷しいたします。各町会の御神酒所で、揃いの浴衣を着た町の人々が参列するなか神職が奉仕いたします。神田明神の氏子町会108ヶ町の大小200基もの神輿に御霊がお遷りになり、神田・日本橋、大手・丸の内が神田祭一色になります。