平成21年度神田祭特設サイト|江戸の伝統・日本三大祭の粋


【マップリスト】
◇江戸芸 かっぽれ
◇大江山凱陣 大鯰と要石
◇大天狗と像
◇相馬野馬追騎馬武者
◇神幸祭 巡行路
◇神輿宮入・連合情報
◇宮入神輿・山車一覧




伝統の神田祭にケロロ軍曹が初参加

神田明神の長い歴史で初めてのこと! 伝統の祭礼に、なぜアニメが参加するの?
それは神田明神が秋葉原の氏神様だからです。
昨年6月、発生した悲劇のあと歩行者天国もなくなり、すっかり元気を失ったアキバ。子供たちが元気一杯に大好きなケロロ軍曹の曳き物を引っ張って、伝統の「附け祭」で、アキバに元気を取り戻そう!とメッセージをこめて神田祭が行われます。
5月9日夕方5時~7時の秋葉原・明神通りは、大神輿、鬼首・大鯰をはじめケロロ軍曹まで数千人の参加者で、お祭り天国になって大賑わいです。
江戸の天下祭で一番の人気を誇った附け祭。
さらに賑やかに、そして新しい行列が登場します。
さらに賑やかに、そして新しい行列が登場します。
江戸時代、神田祭で最も人気があり賑やかだった行列だった附け祭。 曳き物あり、仮装行列あり、踊り屋台ありと、延々と続く「物語」の行列が繰り広げられました。現代の神田祭でも、ここ最近、様々な附け祭を出し話題を呼んでいます。
今回は、前回に引き続き「大江山凱陣」や「大鯰と要石」さらに「相馬野馬追騎馬武者」が登場します。特に「大江山凱陣」では文化資源学会の全面協力により仮装行列を大幅に拡大し、百人近くが参加、山伏、雑芸団や異国人などに扮装した人たちにより一つの物語が目の前で繰り広げられます。
東京藝術大学からも、昨年の同大学・藝術祭で明神賞を受賞した「大天狗」や「像」そして「東京藝術大学サンバチーム」、さらに神田一橋中学校、日本橋有馬小学校、慶應義塾大学幼稚舎の有志の子供たちも参加。
◆日本橋・有馬小学校より午後3時出発
相馬野馬追騎馬武者
「大江山凱陣」曳き物
「大鯰と要石」曳き物
◆日本橋・三越より午後4時30分出発
「大江山凱陣」練り物
「大天狗」曳き物
「象 ぞう」曳き物
東京藝術大学サンバチーム
◆明神下より
江戸藝かっぽれ(午後5時出発)
神田明神稚児太鼓
ボーイスカウト千代田第6団
万世橋交通少年団・消防少年団

◆大江山凱陣
文化資源学会の方々の参加により、出羽三山より本物の山伏、雑芸団や異国人風の仮装など約百人の行列となり、江戸時代に出された当時の附け祭を復元します。
◆大鯰と要石
江戸時代(寛政頃)に評判となり、絵巻物に描かれた地震の象徴、大鯰の頭にそれを押さえつけ地震を防ぐ「要石」が乗っています。
◆「大天狗」と「像」
東京藝術大学の美術学部と音楽学部の1年生により製作。大天狗は神聖な山々からおりたった天狗が自然の大切さを訴えるというのがテーマ。像は、「象」と「人」とで、故に「像」。
ヒンドゥー教の神の一柱・ガネーシャもひとつのモデルになっています。

◆相馬野馬追騎馬武者
神田明神のご祭神・平将門公がはじめた軍事訓練「野馬追い」が、将門公のご子孫・相馬氏により今に伝えられております。今回も南相馬市より10頭の騎馬武者が特別参加、その勇姿を披露いたします。※国指定重要無形民俗文化財

◆太神楽
獅子がお祓いして歩く「門付け」という神事芸能にはじまり、曲芸へと変化した太神楽。江戸時代の神田祭では幕府の御雇祭として有名な曲芸師たちが行列に加わり曲芸の技を披露しました。※雨天等、当日の状況により時間やコースが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


