5月11日(木) 午後7時
鳳輦神輿遷座祭
(ほうれんみこしせんざさい)
だいこく様
えびす様
まさかど様
三柱の御神霊を
鳳輦・神輿に遷す神事
夕刻から夜にかけて行われる、神田祭の始まりを告げる最初の神事。
斎服、浄衣と呼ばれる白装束を着た神職によって、本殿から神田明神三柱の御祭神(だいこく様、えびす様、まさかど様)の御神霊を、三基の鳳輦・神輿へと遷す儀式が執り行われる。
神職による警蹕と厳かな雅楽の音色が夜の闇に響き渡るなか、絹垣に包まれた御神霊が、明かりの消えた社殿から粛々と動座される。神職の列は赤々と燃える幻想的な松明の灯りによって導かれ、いよいよ神幸祭に向けて鳳輦と神輿に御神霊が遷座される。