神田神社創建 1300年記念事業 ご奉賛のお願い

メインイメージ:社殿
奉賛

ご挨拶

神田神社宮司清水祥彦

神田神社は、江戸東京で最も古い神社の一つとして、江戸総鎮守と呼び親しまれてきました。天平2年(730)の創建から数えて令和11年(2029)には、1300年の記念すべき節目を迎えます。神田神社は、皆様の心の拠り所として、これからも未来永劫にありたいと思います。そのためには、新しい時代に求められる神社の姿を具現化すべく、伝統を受け継ぎながらも新しい時代に相応しい神社として、常若の祈りの場、祭りの場、文化の場として、環境整備を進めて参りたいと思います。どうか本記念事業の趣旨に鑑みて、格別のご理解とお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。

令和2年7月

神田神社宮司清水祥彦
責任役員氏子総代一同

社殿銅板葺き替え及び修復、殿内装飾

境内グランドデザイン 緑化事業

次代への神社継承事業検討

教化文化事業 資料館整備、社史編纂

資料館の全面リニューアル
『神田神社史』の発行

社殿銅板葺き替え及び修復、殿内装飾

文化交流館の外観パース01
文化交流館の外観パース02

 現在の社殿は昭和4年に工事着手以来6年の歳月をかけ昭和9年に我が国初の本格的な鉄骨鉄筋コンクリート造・総漆朱塗りの耐火建築として造営されてより約90年の間風雪に耐え、また東京大空襲では銅板葺き大屋根には多数の油脂焼夷弾を浴びるなど過酷な状況にも見舞われましたが、先人たちの先見の明により戦火を免れる事ができ、平成十五年には国の登録有形文化財に指定されました。

 この度の創建1300年を迎えるにあたり、御社殿群の御屋根銅板葺き替え、お塗り替え工事、併せて境内の摂末社、随神門を始め建物諸施設の改修工事を行います。社殿内に於いては、空調・照明・音響などの改修工事、また御簾・壁代・帳・威儀物・調度品など修理補填をいたします。

 境内に於いては、緑化事業により鎮守の杜を復活させて頂き、氏子崇敬者の憩いの場となるように整備をいたします。
これにより荘厳華麗なお姿に蘇らせて、これからも江戸総鎮守と讃えられる江戸・東京の氏神様として後世に伝えてまいりたく存じます。

境内グランドデザイン 緑化事業

社殿を囲むように境内には八社の摂末社が鎮座しております。摂末社関係者のご理解をいただきながら、お参りのしやすい環境を整えるべく摂末社整備事業を進めて参ります。
また、都会にありながらも自然の恵みを感じることの出来る鎮守の杜を復活させ、心が安らぐ空間として境内整備をすすめてまいります。

摂末社整備と緑化推進のイメージ
かつて緑が深かった昭和30年代の境内

次代への神社継承事業検討

氏子崇敬者を会員として結成されている神田明神崇敬会。同会のさらなる拡大充実を行っていきます。今後、神田明神、文化交流館、明神会館、資料館などと各所と連動しつつ、祭事やイベントなどにより、神田明神にお越しいただく機会を提供していきます。

教化文化事業資料館整備、社史編纂

資料館の整備充実

 当社には、神田明神や神田祭、江戸東京文化、アニメや漫画などの現代文化に関する絵巻、古文書などの資料3000点、浮世絵2000点など多くの資料を所蔵しております。これら資料を所蔵・展示する資料館は社殿左脇に建立され平成10年にオープンして以来、多くの方が拝観しております。さらに多くの方々がよりわかりやすく当社の歴史や文化について資料館を通じてご覧いただけますよう、本事業の一環として資料館を整備し全面リニューアルいたします。

資料館のイメージ

『神田神社史』の発行

平成の御代『神田明神史考』が発行され、多くの氏子崇敬者が神田明神の歴史を知ることになりましたが、その後、発行後に新たな研究成果が発表され未見の資料も多く発見されました。そこで創建1300年事業の一環として、歴史考証的かつ体系的な『神田神社史』を編纂いたします。諸方面の研究者が集結し、祭神編、通史編、神田祭編、資料図録編、建築編、未来創造編などの大著として発行する予定です。当社のこれまでの歴史さらに今後の展望をも盛り込んだ、神田神社初の正式な社史の編纂となります。

文化活動のイメージ

完成報告

神田明神文化交流館「EDOCCO」オープン

文化活動のイメージ
文化活動のイメージ
文化活動のイメージ
文化活動のイメージ

地下道整備

文化活動のイメージ
文化活動のイメージ
 平成30年(2018)11月に参拝者、海外のお客様に神社神道と日本(江戸)の様々な文化を紹介し、多彩な文化交流を深める為文化交流館が竣工致しました。一階には神社祈祷申込所、神札授与所、お土産物屋「イキイキ」、カフェ「マスマス」、2階には多目的ホール「神田明神ホール」三階には貴賓席、4階には、神社貴賓室「令和の間」地下一階、文化交流の間「EDOCCO SUTUDIO」など地上四階地下一階の文化施設が竣工し又、フランスのレジオン・ドヌール勲章を受章し作品はルーブル美術館に収蔵予定の松井守男画伯、前東京芸術大学学長の金工作家宮田亮平氏、着物デザイナーの斉藤上太郎氏など様々なアーティストによる作品の展示がなされ、社殿に通じる地下道を整備し、ギャラリーを併設し、雨の日でも濡れずに御社殿に昇殿参拝に行くことが出来る通路を整備致しました。そして、文化交流館竣工に伴い、境内だいこく様御尊像脇にありました手水舎を境内外側、神門に入る左側に新設いたしました。

神田祭の伝統の継承

文化活動のイメージ
文化活動のイメージ
 神田祭の時に、ご祭神・大己貴命のお乗りになる一の宮鳳輦が神輿師・宮惣により、漆塗り、金箔押し、鳳凰・瓔珞・鏡の修復、御手綱や御簾の修復をし、令和元年神田祭でその姿を見せました。さらに神幸祭にて着用する冠、烏帽子、差袴、隨神用太刀・石帯・平緒、猿田彦用手鉾などの装束、盾、鉾などの祭具を新調し行列の威儀を正しました。

手水舎新設

文化活動のイメージ

ご奉賛

ご奉賛に対する待遇

記 念 品1万円以上奉賛者に対し記念品贈呈
芳名掲載5万円以上奉賛者の芳名を順次社報に掲載致します
感謝状10万円以上奉賛者に贈呈
境内芳名掲示10万円以上奉賛者芳名を境内に掲示致します
記念感謝祭20万円以上奉賛者招待(奉賛募集期間の隔年陰祭の年に斎行)
顕彰板刻名50万円以上奉賛者芳名を、創建1300年記念碑銘板に刻みえびす像並びの文化交流館外壁に設置致します
奉賛者全芳名を、創建1300年記念奉賛者芳名簿に記し神殿にお納めし、顕彰保存致します。

創建1300年記念事業予算書

収入の部
科 目予 算 額摘 要
奉賛金

氏子募金
社頭募金

950,000,000
450,000,000
500,000,000
氏子募金・社頭募金
崇敬会会員・氏子崇敬者による奉賛金
社頭における募金活動による奉賛金
神社資金4,500,000,000神社自己資金(記念事業積立金)
合 計5,450,000,000 
支出の部
科 目予 算 額摘 要
文化交流館の建設費4,500,000,000建設工事に拘る諸経費・建設費・備品 等
社殿・隨神門諸建物の修復費150,000,000お屋根葺き替・塗装修復工事費 等
参道拡幅境内舗装工事費100,000,000境内舗装工事費 等
資料館の充実整備費50,000,000関係資料購入・展示室模様替等の事業費 等
境内緑化推進費500,000,000摂末社造営・境内造園等の工事費 等
文化活動費50,000,000編纂出版文化事業費 等
その他事業費100,000,000ご神宝・祭礼調度行装品修理新調費・手水所新設・地下通路工事費 等
合 計5,450,000,000 

ご奉賛お申し込み

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